こんにちは、エコラボホームの高宗です。
今回は、
「予算内で家を建てたいけど、あんまり妥協はしたくない」
という悩みについて書きました。
これを読めば、
「予算内で何を重視すればいいか？」が分かって、
正しいお金のかけ所も分かります。
夫婦で意見が分かれることも、
家づくりで悩むことも無くなりますよ！
それくらい大切なある事を書きましたので、
ぜひ最後まで見てみてくださいね。
では、やっていきましょう。
現在、家づくりを考えている方は、
いろいろな住宅会社を回ったりして、
「予算」と「理想の家」との兼ね合いに、
頭を悩ませているんじゃないでしょうか？
先日、エコラボホームに相談に来られたお客様も、
と悩んでおられました。
その方は相談に来られる前、
何社も住宅会社を回ってきたそうなんです。
そして、予算に合う家を建てられる会社が、
いくつか見つかったそうなんですが、
金額、見た目は良かったけど、
構造に不安があったり、
壁の中など見えない所が不安になったり、
設備のグレードが気に入らなかったりして、
まだ決断はしていないという状態でした。
でも、この判断は正解だと思います。
だって、デザインは良いけど、
断熱性が悪かったり、
災害に弱いなんてのは不安ですよね。
お客様としては
「予算は上げられないけど、
その中で完璧な家を作って欲しい」
と思うのが普通です。
しかし........
予算を掛けないのであれば、
完璧な家というのは建てられない、
というのも事実なんです。
こう言うと
と思われるかもしれません。
確かにそう言って売り出している会社もありますが、
最終的な金額は高くなってしまいますし、
気づかない所で性能を落としているんですよね。
なので、
やっぱり何かを妥協する必要があります。
じゃあ、何を妥協すればいいのか？となるんですが、
これは、この記事で書いた「優先順位」を意識すれば、
自然と見えてくるんじゃないでしょうか？
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記事を見ていただければ分かりますが、
妥協すべきものは、性能じゃありません。
じゃあ何か？というと、
妥協すべきものは、デザイン性なんです。
建物の性能を妥協したものがローコスト住宅ですが、
性能を妥協して予算内に納めてしまうと、
どうなってしまうでしょうか？
例えば、
耐震等級が低いと、
地震で倒壊する可能性が高くなってしまいます。
耐火性能が低いと、
火災保険料を２倍近く払わなければなりません。
断熱性や気密性が低いと、
エネルギーを無駄に使いすぎてしまいます。
たとえ建てる時に予算内に納めても、
性能が悪くてランニングコストが高くなってしまうなら、
本末転倒ですよね。
なので、性能は妥協するべきじゃありません。
では、
デザイン性を妥協して予算内に納めると、
どうなるのでしょうか？
自分だけのデザインにこだわったものが注文住宅ですが、
デザインを妥協するとなると、
シンプルなデザインのお家になります。
でもですね、ただそれだけなんです。
それ以外に不利益な事はありません。
確かに、
「一生に一度だから、注文住宅にして、
こだわりのデザインで建てたい」
という思いもありますよね。
私もエコラボホームで働くまでは、
「いつかは理想の家を建てたいな～」
と夢を膨らませていました。
無垢の床を張って～、
壁は漆喰にして～、
中庭を作って～なんて考えていたんです。
でも、今は全く違います。
家はシンプルで、
性能が良いものを建てたいと思っています。
別に洗脳されたわけではありません笑
なぜかって言うと、
今後の日本では、収入は増えないのに、
支出は減っていく事になると知って、
「家のデザインにお金を掛けている場合じゃない」
「もっとお金をかけるべきものが出てくる」
と気付かされたんですよね。
それに、
自分で詳細なライフプランを立ててみることで、
「このままではお金に困ることになる」
とリアルにイメージできました。
幸せのためにどちらかを選べ！と言われたら、
間違いなく
デザイン < お金
ですし、
お金が無ければ、家族の生活も守れないんです。
なので、私の場合は、妥協すべきは「住宅の性能」よりも、「デザイン」という事でした。
この様に、優先順位がはっきりしていると、
予算内で何を重視すればいいか？が明確になりますよね。
もし、
「予算内で何を重視すればいいのか分からない！」
「予算内だけど、何か決断できない」
という方は、優先順位を見直してみてください。
この時に、奥様と旦那様、別々で優先順位を書いてみると良いです。
その後、ご夫婦の優先順位を比べてみると、
「全く違う」なんて事もあるので、
そこからすり合わせていくことになります。
これをきちんとやることで、
自分たちはどんな家を建てるべきなのか？
が明確になるので、迷うことはなくなりますよ。
それに、ご夫婦で建てたい家が違う！
なんてことにもならずに済みます。
家づくりで後悔しないためには、必ず必要な作業ですので、
ぜひやってみてくださいね！
では、今日はこの辺で失礼します。
